明治の北海道を舞台にした漫画・ゴールデンカムイ。
道内各地にあった監獄についても話の中で登場していましたよね。
特に網走監獄が大きな存在として描かれていましたが、同じ時期に誕生した十勝監獄は台詞ですら登場がありませんでした。
十勝監獄って?
- 十勝帯広の緑ヶ丘公園に存在していた
- 網走監獄同様、釧路集治監の囚人が増えたことで作られる事になった
- 実は樺戸監獄よりも先に作られる可能性もあった
明治時代の十勝の開拓を、影で支えた存在です。
緑ヶ丘公園で見る十勝監獄の跡
緑ヶ丘公園にある十勝監獄の跡や、どうして緑ヶ丘公園になったのか?
などについて、難しい言葉を使わず、わかりやすく簡単にまとめてみました。
全部散歩がてら見る事ができますよ。
十勝監獄と帯広の発展の関係
十勝監獄が出来たことで、爆発的に十勝帯広が発展した、と言っても過言ではありません。
どうして監獄が出来たら町として発展するの?という事についての簡単まとめです。
百年記念館
緑ヶ丘公園の敷地にある百年記念館では、十勝監獄についての展示を見る事ができます。
十勝監獄の写真や、実際に使われていた物、レンガの事などが展示されていますよ。
帯広の歴史について欠かせない、晩成社についても紹介があるので、十勝帯広の歴史が知りたい時にもぴったりです。
士幌・音更で見る十勝監獄の跡
- 士幌では十勝監獄の囚人が作った道の跡
- 音更では切り出した丸太についての跡
をそれぞれ見る事ができます。
マニアックすぎて、なにそれ??と言われる事100%ですが・・・。
監獄ができた理由
そもそも、どうして北海道に監獄があったの?という事や、囚人利用のきっかけについて、簡単にまとめてみました。
ゴールデンカムイを読んだ事がある人なら、面白く読んでもらえるのではないでしょうか。
帯広図書館に残る十勝監獄関連本
郷土資料コーナーなどに、帯広刑務所の歴史についてまとめられた本があったり、
有志の方々が十勝の郷土史をまとめた「トカプチ」という本があります。
また、十勝監獄に関係したお店なども載っている、「ふるさと百年」という本も面白いのでオススメです。
実は十勝監獄グッズもあった
CAPICという刑務作業品を買う事ができるサイトや、時折展示会が行われています。
その時に十勝監獄グッズが販売されている事も。
黒地に金文字で十勝監獄、と書かれたうちわが扱われていた事もあるみたいです。