十勝忠類の郊外、それこそ森の端っこのような所に
ジブリ映画・トトロに出て来る、サツキとメイが引っ越してきたような家が建っていました。
登山&キャンプが好きなパートナー・たろう氏が
と誘ってくれたので、ドライブがてら行って来ました。
行ってみた結論から言うと、
- メニューは少な目だけどこだわりがあって凄く美味しい!
- 山に連泊するようなガチめのアウトドア人間が行くなら夏真っ盛りでもオススメ!
- グランピングとか小綺麗でライトなアウトドアが好きな人は冬に行くと良いかも!
という感じでしょうか。
記録がてら行って来た感想をまとめてみたいと思います。
あくまで、アウトドア好き寄りのおかめ個人の見解として読んでもらえれば幸いです。
※2023年春に経営者の方が変わられているので、メニューも変化している可能性があります。
tomono café
食事は3サイズから選べる
の3つがレギュラーメニューとなっていました(2022年8月現在)
価格はそれぞれ、S600円・M800円・L1,000円から選ぶ事が出来ました。
スタミナ丼・カレーのご飯は五穀米のような感じで、普通の白米とはちょっと違う炊き込み系のご飯となっていました。
tomonoカレー
トマトの味がしっかりするキーマカレーでした。
トマトの酸味と味がしっかりして、夏にぴったり。
キーマカレーの脂っこさがなく、かなりさっぱり食べられます。
トマトベースのカレーが大好きなので、かなり美味しかったです。
スタミナ丼
おろし生姜がきいた醤油ベースの味付けでした。
スタミナ=にんにくと思い込んでいたので、食後のニオイが気になる女性でも安心ですね。
しっかり厚めな豚肉が、タマネギ、パプリカと炒められていました。
作る時に生姜をすり下ろして入れているんでしょうか、生姜のメリハリがきいててとても美味しかったです。
ちなみに、定食とかセットメニューとかはありません。一品勝負の潔さです。
出てきた時は、お腹が減っている分、ちょっと少ないかな?
と思ってしまいましたが、五穀米な炊き込み系のご飯のお陰か、食べ終わると丁度良い量になっていました。
百合根のチーズケーキ
忠類と言えば、な百合根が入ってるチーズケーキ。
でも、言われてみれば、よくよく見れば確かにこれ百合根だわ、って思うくらいで、ただただ美味しいチーズケーキです。
下に敷かれてるビターなココア(オレオの黒い部分みたいな)感のあるクッキー生地が相まって、しっとりコクもある病みつき系の美味しさでした。
味しっかりしてるのに、くどくなく、ついついスプーンがすすんでしまう・・・ダイエット中なのにもう一個食べたくなる、恐ろしいタイプのあれです。
コーヒーもこだわりがあるお店との事で、お店の方がコーヒーを入れている時、めちゃくちゃ良い香りがしました。
今回はコーヒーを飲めなかったので、今度是非コーヒーと一緒にベリーティラミスか、ガトーショコラを食べたいです。
手作りのお皿やカップが可愛い
お店の中で使われているお皿やカップ、箸置きなどなど。
手作り感&オリジナリティが溢れていて、可愛らしかったです。
他にも店内にはマスターの世界観が溢れていて、眺めているだけで面白いお店でした。
tomono caféの場所
忠類の郊外
目印は道沿いの看板
忠類の郊外の道路を走っていると、小ぶりな看板が道の脇に置かれています。
Googleマップで目的地までナビしてもらう事はできますが、看板を見逃すと
あれ?どこにあるんだろう??とちょっと不安になってしまうかもですね。
営業時間
- 営業日 金・土・日・月・火
- 営業時間 10時~17時
ブログやインスタグラム、フェイスブックで情報発信なさっているご様子。
たろう氏はお店の様子がかなり気に入って、ブログがあると知ってからひたすらずっと読んでます。
とすっかりファンになっているたろう氏から概要を聞いてますが、ちょっと聞いただけでもかなり凄い話ばかりで驚きです。
以前は陸別の小利別の方でカフェをなさっていたそうで、忠類には2021年1月からカフェをオープン、一時は更別の熱中食堂でも腕をふるわれていたのだとか。
女性の方お一人で切り盛りされてるみたいでしたが、笑顔が眩しい、ハキハキしたエネルギッシュな方でした。
会うだけで元気が貰えるような、生命力が漲ってます!というオーラが出てました。
なんでアウトドア好きにオススメと言うのか
では、どうして夏はガチのアウトドアが好きな人にオススメ!
といういうのか、についてあくまで私個人の考えを語りたいと思います。
お店に行ってみたい、気になる、という方の参考程度になれば幸いですが、私はこう感じた、という話になる事をご了承下さい。
お店にたぶんエアコンはない
店内に入って、というか入る前にすぐ分かりましたが、エアコンはたぶんありません。
なんでかっていうと、網戸無しの窓が全開だったからです。
薪ストーブは2つ見かけました。
ありのままの自然を受け取る潔さ
網戸が無いってことはつまり、虫の出入りも活発になります。
お店の駐車場に着いた時点でその潔さが体感できるので、まず行ってみて下さい。
来る者は拒まず、の潔さがお店の中でも感じられます。
トンボもお店の中を出入りしててちょっと感動しました。
生命力を強く感じられる
夏は草木がのびのびとする時期です。
お店を包むように伸びるツタや、店先の植物もかなり元気ハツラツ。
はつらつ過ぎて、お店の入り口どこかぱっと見わかりませんでした。
お店の中でも生命力を感じる事が多々あり、夏ってすごいなあと改めて感心しました。
登山好きには病みつきな場所みたい
登山に行って、山小屋に宿泊するとか、テントを建てて過ごす事が好き!
自然の一部になりたい!
な、タイプは病みつきになってしまうようです。
山男なたろう氏はかなりハマっている様子です。
むしろ、さっき出てきたばっかりだけどUターンしたい!とまで言うくらいでした。
私はそこまでガチめのアウトドアが好き、というタイプではありませんが、それでも面白い場所だなあ、と思いました。
住宅街には無い非日常感を楽しめる
BGMがかかってる訳ではないので、外の音がすごくするんですよね。
虫や鳥の鳴き声とか、たまに吹いてくる風に乗って聞こえてきたり。
外に見える年季の入ったサイロに青々と茂ってるツタが鮮やかで綺麗だったり。
非日常の自然の中を体験したい、という時にはぴったりかと思います。
まとめ
山が好き!登山が趣味!なパートナーお気に入りのお店に行って来た感想まとめでした。
本当に人によって感じる事は変わると思うので、アウトドア好きに特にオススメ!と言わせて貰えればと思います。
食べログとかを見てると、冬営業の様子を見られるので、写真を見てる感じだと虫が苦手な人は冬に行くと良いかもしれませんね。
冬になると、お店の中にあった薪ストーブが活躍する姿が楽しめるのではないでしょうか。
是非、また行ってみたいと思います。
以上、割と自分も野生児だったんだとしみじみ思った十勝民・おかめでした。