料理の時短になったり、硬いものも柔らかくしてくれる圧力鍋。
我が家はティファールの圧力鍋を買ってから、普段使いで活用しています。
型落ちで展示品だった為の値下げという、物は良いけどかなり安いっていうラッキーなタイミングでゲットする事ができました。
でも、それでも1万円くらいはしたお高い買い物。
と、後悔しないよう、家電屋さんと調理器具屋さんを行き来して、
店員さんにも話を聞いてみたり自分で調べてみたり、
最終的には自分の性格と作りたい料理の内容を考えて、決めました。
- 圧力鍋を買おうかと思っている
- そもそも圧力鍋ってどう調理するの?
- 電気圧力鍋とガスの圧力鍋で迷ってる
- 電気圧力鍋のメリット・デメリットは?
- ガスの圧力鍋のメリット・デメリットは?
- 容量サイズはどう決めれば良いんだろう?
- 片手と両手ならどっちが便利?
- 家に炊飯器はあるんだけども
と、圧力鍋を買おうかどうしようか迷っている人の参考になれば幸いです。
ティファールの圧力鍋めっちゃ使い勝手良くて私は好きだわあ。
という個人の感想話も混ざってる、あくまで個人の考えまとめです。
圧力鍋は要る?要らない?
そもそも、圧力鍋が本当に要るか?炊飯器があれば十分なのでは?問題から考えてみましょう。
炊飯器があれば良い場合
蒸し鶏を作るとか、じっくり煮物を作るとか、ケーキを焼くとか、炊飯器も色んな可能性の塊です。
なので、
- そこまで頻繁に圧力鍋を使う事はないかも?
- 炊飯器まだ活用しきってないかも?
という人は、もう少し炊飯器と相談しても良いかもしれません。
炊飯器が家に無いなら、お米を炊くのも圧力鍋で出来ます。
いっそ圧力鍋買っちゃうのもアリだと思います。
圧力鍋があると便利なこと
- 大根や根菜や肉の塊など固いものが短時間で柔らかくなる
- 小骨がうるさい魚も短時間で柔らかくなる
- 煮物がすごく簡単
圧力鍋の定番料理な豚の角煮やカレー、豆を煮るなどが普通のお鍋を使ったりするより短時間で作れます。
料理にもよりますが、普通に作るより半分以下の時間で作る事ができます。
小骨が気になる魚も圧力鍋ならとても柔らかくなるという、自分で釣った魚で煮つけを美味しく作りたい、という人間には有難いものです。
圧力鍋は注意点もある
- 加圧中は蓋を開けられない
- 圧が下がるまで蓋は開けられない
- 2回加圧する料理もある
- 豆類など落とし蓋が必要な食材も
- 圧力がかかってからの調理時間
- 味がすぐしみ込むわけじゃない
圧がかかるまでに時間がかかる、圧が下がるまでに時間がかかる、のでよく煮物は5分だとかカレーは10分とか広告があったりしますが実際はその倍くらいはかかります。
オーブンも予熱が必要って考えるとわかりやすいかもですね。
また、豚の角煮やカレーの場合だと加圧→減圧→加圧→減圧、と2回加圧調理をする必要があります
ちなみに、豚の角煮は圧力をかけて煮た後に、汁を煮詰める工程があったりします。
とはいえ、それでも角煮は普通に作るより数時間単位で短縮できるんですけどね。
電気圧力鍋とガス圧力鍋どっちが良い?
ガス圧力鍋がオススメな人
- アドリブを効かせたい人
- なんとなく、適当でそれなりに料理が作れる
- ブレーカーが心配
- 圧力鍋を使いたい料理が今のところ決まってる
- あれば5,000円くらいで欲しい
料理に慣れている人で、更に簡単に料理がしたい、時短してもっといろんな事がしたい!という人だと、ガス圧力鍋の方がアドリブも利くし、オススメです。
また、もう少し柔らかくとか、もう少し固く、という個人の好みも追及できます。
電気圧力鍋がオススメな人
- 子供も居てガス圧力鍋だと怖い
- ほったらかしで簡単なご飯が家で食べたい
- 料理にばかり時間を使ってられない独り暮らし・共働き
- レシピ本を見ながら料理がしたい
- いつも同じものを作ってしまうから料理の幅を広げたい
電気圧力鍋はガス圧力鍋程、見ておかなきゃいけない、というストレスはありません。
ただその分種類によっては作れる料理が決まっているものや、自分で分数をいじったり調節できないものもあります。
簡単な煮物や汁物であれば、家に帰ったら食材を入れてスイッチオン!からのお風呂や自由タイムなどが楽しめるのが魅力の一つでもあります。
私はガスにした理由
なんだかんだ私は悩んだ結果・・・。
アドリブを利かせて豆や魚を煮る為にガス圧力鍋にしました。
電気圧力鍋だと、その型にあったレシピ本を参考にしたり、コース選択でしか使えないものもあります。
その点、ガス圧力鍋なら自分でテキトーなオリジナルレシピを試す事も気軽にできると考えました。
クックパッドなどレシピサイトをよく見る、という人もガス圧力鍋だと応用が効かせやすいので良いのではないでしょうか。
また、電気圧力鍋ってどうしても炊飯器みたいにどっしりと場所を取るので、我が家の狭い台所だとシビアなんですよね・・・。
ガス圧力鍋のメリット・デメリット
ガス圧力鍋のメリット
- 自分がやりたいように自由にできる
- 火力調節も自分でできる
- あとちょっと加圧したいも自由
- レシピ本に無いような物も考えながら作れる
自分の好きなように実験をするような感覚で圧力鍋が使いたい!という人間はガス圧力鍋がぴったりです。(実体験)
ガス圧力鍋のデメリット
- 加圧されたか自分で目視する必要がある
- 加圧時間はタイマーなどで自分で管理
- 火加減を調節する必要がある
- 水分が少ないと焦げたりする
- 水蒸気が出る音が大きい事もある
ガス圧力鍋だと、音の鳴るおもりがないと、安全ピンの動きで加圧されたか見る必要があります。
それから、火力調節や時間管理も手動になります。
なので、電気圧力鍋と比べて手間と見守りが必要になります。
なので、使い方やライフスタイルによってはガス圧力鍋にすごいストレスを感じる可能性も大です。
私は蒸気の出る音が聞こえたら加圧できてるか確認したり、
スマホをいじりながら圧力鍋の近くで時間を計ってみたり、
手が空いてる時間にガス圧力鍋で豆や塊肉の仕込みを楽しんでます。
ガス圧力鍋を買う時のチェックポイント
- 安全ロックピン(圧力)は分かりやすいか
- 片手鍋・両手鍋どっちが良いか
- ガス・IH対応どっちにするか
これは完全に使う人の感覚や使い勝手の好みによりますが、安いから圧力鍋ならなんでも良いって決めちゃうと後で後悔するかもですよ。
特にガス圧力鍋だと自分の好きなように出来る代わりに、安全ピン(圧力がかかっている事を示すでっぱり)を自分の目で見てなくちゃいけません。
自分で目視しやすいピンのデザインにするか、うるさくても良いからおもり付きにするか、など考えましょう。
また、片手鍋はコンパクトで安い反面、女の人の手だと両手鍋よりも持ちにくいと感じます。
ガス圧力鍋、と言ってもIHでも使えるものがあります。
アドリブを効かせつつ火を使わずに安全に使いたい、という人にはオススメなのではないでしょうか。
電気圧力鍋のメリット・デメリット
電気圧力鍋のメリット
- 火を使わないので安全
- 火加減調節もなくて簡単
- ほったらかしにできる
- 加圧されるまで気にする必要もない
- レシピ機能で料理が気楽に
- 蒸気が漏れる音はガスより少なめ
ガス圧力鍋より、ほっといて全然平気!というのが電気圧力鍋の最高な点です。
安全ピンが出たかとか、火力調節やタイマー管理など全部しなくて良いので、炊飯器でお米を炊くような感覚で料理が作れます。
電気圧力鍋のデメリット
- アドリブが利かない物もある
- 置き場に悩む
- ブレーカーに注意
- 予約機能が使えるのは炊飯程度
- ガス圧力鍋よりちょっと高い
家電屋さんでガス圧力鍋とで迷っているという話をした時。
アドリブが利かせられるのは2万円台前後が多いって聞いて驚きました。
ただ、最近出てきたものは自分で調節できるものも増えているそう。
なのでこれからは安くなるのかも知れませんね。
電気圧力鍋を買う時のチェックポイント
- 置き場所・コンセントはあるか
- ブレーカーは落ちないか
- 自分に合った機能はついているか
電気圧力鍋を買わなかった最大の理由は、アドリブが効かせられない、でしたが、
うちのブレーカー落ちそうだから、という理由もありました。
例えば夏なんかにご飯支度をしている時、エアコンをつけながら電子レンジを使って更に炊飯器や電気ポットをうっかり使ってしまった時ブレーカーが落ちました。
普段はほとんど影響ないので、あまり大きな問題ではないんですが電気圧力鍋がどのくらいワット数かかるか不安になったんですよね。
また、置き場所・コンセントの有無も我が家はシビアでした。
また、電気圧力鍋はガス圧力鍋にないような機能、保温機能や内蔵されているレシピ調理機能、温め直し機能など様々なものがあります。
機能の数によってお値段や使い勝手も変わるので、じっくり考える事をオススメします。
圧力鍋の機能・低圧と高圧
低圧と高圧の違い
低圧は普通圧、とも言われます。高圧は、低圧よりも圧力が高いので、その分調理時間がより短くなるという点があります。
普通圧だけの圧力鍋と、低圧・高圧の2段階ある圧力鍋とがあるのでこちらも買う時に悩みました。
1段階だけのものでも機能的には大きな違いはないので、より細かい調節がしたい時に考えると良いかもですね。
低圧は柔らかい物向き
- じゃがいもなどの野菜・煮崩れしやすいもの
- タコやサバなどのしっとり仕上げたい海鮮類
- 白米はふっくら炊きあがる
大根よりジャガイモは煮崩れしやすいので、肉じゃがとか根菜な煮物を作るのに適しています。
高圧は固い物向き
- 豚の塊や骨付き肉などすごく固いもの
- 白米はもっちり・玄米はふっくら炊きあがる
- 低圧より調理時間が少し短くなる
特に豚の角煮やスペアリブなど、骨付き肉をたくさん調理したい!という時にぴったりです。
圧力鍋の容量サイズ・形状の判断基準
圧力鍋サイズ
- 1人、2人なら2Lくらいの小さいもの
- 家族や大量調理するなら4L以上
容量が多いと、その分サイズも大きくなります。
置き場や台所の状況も考える事をお忘れなく。
片手?両手?
ガス圧力鍋だと、両手鍋と片手鍋とがあります。
両手だと持ちやすいのですが、その分容量が多くなりがちです。
片手はコンパクトで安いのですが、持ちにくいのが難点です。
圧力鍋はうるさい?危険って本当?
圧力鍋はうるさかった
私の実家にある圧力鍋は2~30年前のもので、確かにそれはうるさいです。
なぜなら、それは加圧中を示すために鳴る為のおもりがついていたから。
私が買ったガス圧力鍋だと、加圧中に蒸気が出る・急速で圧を抜く時に大量の蒸気が出る時に音がする程度になっています。
ピーピーいったり、必要以上にフシュフシュ言ったりはしません。
圧力鍋は使い方を間違えると危険
加圧中に蓋を開けたり、圧が下がっていないのに開けたりすると、危険です。
中身が急激に噴出してきたり、火傷する危険があります。
包丁でもフライパンでも使い方を間違えれば危ない、というのと同じですね。
また、うっかり火をつけたまま忘れてしまうと危険、という事も電気圧力鍋だとクリアされています。
最後に
圧力鍋を電気タイプとガスタイプどっちを買うか悩んだ結果、ガスタイプにした私の感想まとめでした。
ウグイを炊く人はあんまりいないかもしれませんが、
イワシやさんまなど、小骨が気になるを釣ってor買って自分で美味しく煮付けたい!
という人は圧力鍋があると便利ですよ。
以上、圧力鍋を買って一番最初に作ったのはウグイの煮ものだった、おかめ(@okame_0515)でした。