十勝広尾の黄金道路を通りがてら、冬の襟裳(えりも)岬に行ってきました。
十勝のお隣、日高地方えりも町にある、いつ行っても風が強い印象の岬です。
今回は冷たい空気が肺に突き刺さるような爆風の中、えりも岬を見てきた感想をお話したいと思います。
- 黄金道路を通ってえりも岬を楽しみたい
- ドライブがてらえりも岬に行きたい
- 海岸線沿いをひたすら走りたい
- 人が密集しない場所に行きたい
- 夏と冬、えりも岬に行くならどっち?
と思っている方の参考になれば幸いです。
また、えりも岬は冬に行くよりも夏に行った方がしんどくなくて楽しいと思う!という事が伝われば良いなと思います。
※漢字表記にすると読みにくいかと思ったので、ひらがなでえりも岬と表記しています。
冬のえりも岬
十勝広尾と日高えりもを結ぶ道の途中にある
写真の右側が十勝、左側が日高、真ん中らへんに見える山が日高山脈です。(雑な説明)
黄金道路を通って、道道襟裳公園線を通って行くと、えりも岬に出ました。
海岸沿いを走っていくので、爆風吹き荒れる中だと注意が必要になる場所も。
途中に豊似湖に寄れる猿留山道や、天馬街道を通ると、日高山脈の端っこを横断する気分を味わえるようですね。
えりも岬はすごく風が強い
- 十勝広尾の天気が良くて調子に乗って行った
- 十勝側は積雪がほぼ無かったけど、岬は雪が降ってた
- 髪をかき上げて服を巻き上げるような爆風が吹いてた
- 呼吸すると肺に冷たい空気が突き刺さって痛い
- 爆風すぎて呼吸も苦しくて風景を楽しむどころじゃない
フルフェイスマスクでも被ってきたら呼吸も楽だったのでは?
という程の爆風具合。
私だけなのかも知れませんが、いつ行っても、えりも岬は強風吹き荒れる大変な場所です。
天気が良い時は太平洋を見渡せて、すがすがしい気持ちにはなります。
先端ぎりぎりまで歩いていける歩道もあるので、風が優しい日に行けたらなあ、と思うばかりです。
えりも岬の歌碑
えりもの春は何もない、と歌ってすごく怒られたという伝説(?)のあの歌の歌碑があります。
冬には肺が凍りつきそうな暴風の中だったので、じっくり歌碑を味わえなかったのがちょっと残念です。
えりも岬について
風の館
また、えりも岬には冬期休館な風の館という施設があります。
夏に行った事も何回かありますが、中に入ったことがありません。
風速25mの強風を体感できるっていう事だけ知ってます。
と思ってしまって、入った事がありません。
入ってみたらまた違う世界が待ってるのかしら。
と気にはなるものの、屋外での爆風でお腹いっぱいになってしまうんですよね。
調べてみると、館内には展望室があったり、アザラシに関する映像が見られたりするようです。
風の影響を受けない展望室が気になってきました。
どんな事ができるの?については公式サイト→襟裳岬「風の館」を要チェックがオススメです。
えりも岬はゼニガタアザラシの生息地
えりも岬はゼニガタアザラシが住んでいるそうで、運が良いと見られる事もあるのだとか。
北海道最南端ではない
えりも岬は最南端の岬!
と言いたいところですが残念ながら違います。
これ↑はイメージ図ですが、確かに地図で見ると、そっちが最南端ですねってよく分かります。
- 最南端は松前の白神岬
- 最北端は稚内の宗谷岬
- 最東端は根室の納沙布岬
- 最西端はせたなの尾花岬
とされています。
ただ、尾花(おばな)岬は近くに寄る事ができない岬なんだとか。
えりも岬近くのスポット
豊似湖
また、近くには白い恋人CMで話題になったハート形に見える湖、豊似湖もあります。
夏の時期にドライブするなら寄ってみるのも良いのではないでしょうか。
残念ながら、ハート形に見えるのはヘリコプターなどで上空から湖を見た際の姿となっています。
えりも町郷土資料館ほろいずみ
- えりも町の歴史について
- えりも町にあった幌泉場所について
- 黄金道路にまつわる事
- 明治時代にえりもを通った人
- 日高こんぶ
などについて学べる場所でした。
えりも岬からは車で約15分程の場所にあります。
えりも岬まで行ったんだから、折角だし日高を感じたい!という時にオススメです。
最後に
冬に爆風吹き荒れるえりも岬に行ってきた感想まとめでした。
いくら防寒対策をしっかりしても、風が強いと意味が無い!という事を痛感してきました。
なので、えりも岬は夏に行った方が肺がしんどくならないのではないでしょうか。
同じ冬でも宗谷岬の方が穏やかだったなあ、と思った十勝民・おかめでした。