北海道で中華まんじゅうと言うと、2種類の食べ物が存在します。
一つは、肉まんやあんまんなどの『中華まんじゅう』
もう一つが、写真左側のお皿に乗っている、茶色い皮にこしあんが包まれたお菓子の『中華まんじゅう』です。
- どら焼きの皮に似たものに
- こしあんが包まれた
- 半月状に横長の和菓子(?)
が中華まんじゅうの定義だと思っています。
正直、コンビニで『肉まん』の蒸し器に中華まんって書いてあるのを、不思議な気持ちで見ています。
この中華まんじゅうについて、今回は忠類道の駅で食べられるナウマン饅頭と併せてまとめてみました。
- 北海道の中華まんじゅうってどんな食べ物?
- どこで買えるの?
- 忠類のナウマン饅頭が気になってる
- っていうか忠類とナウマンゾウの関係って?
などについて、気になっている方の参考になれば幸いです。
北海道の『中華まんじゅう』
セイコーマートでも買える
北海道民の大好きなコンビニ、セイコーマートでは100円くらいで売られています。
これがどうして中華まんじゅうというのか、由来を調べるのも楽しそうですね。
でも今回は忠類のナウマン饅頭について語りたいだけなので、敢えて調べてません。
十勝・芽室の『まさおか』ではカスタード味も
私が特に好きなのが十勝・芽室町『まさおか』の中華まんじゅうです。
しっとりした皮に、むっちりしたこしあんがぎゅっと入っているのが最高に牛乳に合います。
セイコーマートの中華まんじゅうと比べてみるとこんな感じ。
左が芽室『まさおか』の中華まんじゅう、右がセイコーマートのものです。
あんがぎっしり入ってる感じが全然違いますね。
ちなみに、まさおかの方が200円くらいなのでちょっとお高めではあります。
どらやきが好きな人だとセイコーマートの中華まんじゅうの方もオススメです。
数量限定でカスタード味も販売されている事もあるので、中身がこしあんじゃなければ食べてみたい、という方にオススメですよ。
どっちも牛乳によく合うので、買う時は牛乳と一緒が一番良いと思ってます。
忠類道の駅で買える『ナウマン饅頭』
北海道の中華まんじゅうがどんなものか分かって貰えたところで、本題の忠類に売られているナウマン饅頭について語りたいと思います。
忠類・道の駅で買える『ナウマン饅頭』
忠類の道の駅で売られているのが、ナウマンゾウの焼き印がおされた『ナウマン饅頭』です。
中華まんの横の部分が耳のようになっていて、ころんとしたフォルムなのも可愛いです。
ちなみに、このナウマンゾウのイラストは忠類や幕別の色んな場所で見られるので、ナウマンゾウ探しをするのも楽しいかも知れません。
パークゴルフしているナウマンゾウとかもいます。
ナウマン饅頭の個人的な思い出
たろう氏が仕事で忠類に行く事があった時の事です。
忠類の道の駅に行ったけどそんなの無かったよ、と言われました。
なので、売店のフードメニューでナウマンゾウな肉まんがあるのではないか?と探していたそうです。
私が勝手にナウマン饅頭=中華まんじゅうだと思い込んでた部分もあります。
もしかしたら、ナウマンゾウの焼き印がされた、こしあん入りの和菓子、と説明してあげれば良かったのかも知れません。
日本語って難しいですね。
なんで忠類にナウマンゾウ?
1969年に道路工事をしていた時に、たまたま出てきた『ナウマンゾウ』の化石をきっかけに忠類はナウマンゾウな町になりました。
道の駅の隣にはナウマンゾウの化石標本の複製が展示されている、忠類ナウマン象記念館もあります。
館内ではナウマンゾウの化石が発掘された時の様子や、ナウマンゾウの歴史についてなどを学ぶ事ができるようになっています。
真ん中に置かれたナウマンゾウの複製骨格標本がライトアップされている姿は、恐竜や太古ロマンが好き!という人間にとっては堪らなく素敵です。
北海道博物館の展示
北海道博物館の展示室に入って直ぐに見える、ナウマンゾウ。
実は忠類で発掘された本物の骨格標本です。
2019年に発掘50年の節目を迎え、その時には化石の里帰りなども行われていました。
ナウマンゾウの発掘現場
と思いきや、実はそうではありません。
ちょっと離れた場所に発掘現場があります。
道路沿いにこんな形↓で発掘現場が残されています。
ナウマンゾウについて詳しく知ることが出来るのは博物館なので、発掘現場はドライブがてら行く時間がある時にオススメです。
晩成温泉からもかなり近い場所となっています。
最後に
単に忠類のナウマン饅頭が可愛くて美味しい!という話でした。
忠類道の駅のナウマン象記念館も、札幌北海道博物館も、ナウマンゾウについて知る以外にも、とても勉強になる場所です。
とはいえ、今の世の中の状況がなんとも言えないので、行く際には事前に開館状況などを確認&予防対策などを整えてから行く事をオススメします。
以上、歴史好きでくいしんぼうな十勝民・おかめでした。
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