ろまん亭や水光園に行く時や、帯広と札内を行き来する時に国道38号線に見える不思議な三角州。
夏になると草木で分かりにくくなりますが、実はここに石碑がたってます。
確かに見かけはするけど、何の石碑なの?
帯広発祥の地の石碑だよ
十勝・帯広の開拓の先駆けといえば、晩成社が有名ですよね。
晩成社は今の水光園の辺りに入植していたので、依田町という地名もついています。
その関係で発祥の地の石碑が建っているんですね。
チョコのモンブランで有名なろまん亭の裏側には「帯広発祥の地公園」という場所もあります。
- 帯広発祥の地の石碑って?
- 帯広発祥の地公園ってどこ?
- どんなところなの?
という事について、まとめてみました。
ソフトクリームラリーを楽しむ中の腹ごなしの参考になれば幸いです。
帯広発祥の地の石碑
夏の早朝に車通りが少ない時を狙って見に行きました。
裏には晩成社と縁の深い『ひとつ鍋』に関する句が彫られています。
夏に行ったから草すごい事になってるね
冬は冬で雪が凄い事になってるかもね
この写真でも草が刈られた後の状態なので、草刈り前だと石碑が建ってるなんて絶対気づけません。
ろまん亭の近くには渡辺勝・カネ夫妻の石碑
晩成社幹部の一人、渡辺勝とその妻・カネについての石碑が建っています。
渡辺勝とカネについてはコチラ↓をどうぞ。
>>十勝開拓の先駆け!晩成社が帯広に来た理由は?三幹部について
ちなみに、「開拓のはじめは豚と1つ鍋」の句は、渡辺勝が詠んだものを依田勉三がちょっと手を加えてできたものです。
帯広発祥の地公園
場所
Googleマップでも『帯広発祥の地公園』は出てきますが、
実は割と広く、川に沿って長い公園の一部分がマップに示されるだけなので、初めて行った時は迷いました。
正直、公園っていうより遊歩道な感じだね
夏は小川のせせらぎを聞きながら涼しく散歩出来て良いね
ものすごく暑い日に行ったので、涼しさが気持ち良かったです。
草木が茂っているので、夏だと虫も活発になっていました。
川にはカモが泳いでいたり、とてもゆったりした雰囲気で散歩も楽しめます。
休憩できるスペースもあって良いね
ちょっとした遊具もあったね
帯広発祥の地公園の由来
- 皆川周太夫が十勝の内陸を調査する為に大津から川を渡って十勝の内陸に降りたのがこの辺りだったから
- 晩成社が入植したのがこの辺りだったから
という理由があって発祥の地、と言われています。
皆川周太夫って誰?って話ですが、詳しくはコチラをどうぞ↓
最後に
帯広の国道38号線沿いにこっそり建ってる、帯広発祥の地の石碑や帯広発祥の地公園について感想を交えてまとめてみました。
十勝は意外とすごい事書いてある石碑がしれっと建ってたりするので、ドライブ中に突然みつけた!という事がよくあります。
ソフトクリームラリーの腹ごなしがてら、石碑巡りもオススメですよ。