北海道十勝のご当地グルメでもある豚丼。
市販のタレを使うと、家で簡単に作って楽しむ事ができますよね。
でも実際問題、家で食べる豚丼とお店で食べる豚丼は全然違います。
更に言えば、使う豚肉の部位によっても変わります。
- 豚丼のタレを使った豚丼とお店の豚丼の違いは?
- 豚丼のタレは手作りできる?
- 豚丼に使う肉の部位はどこが良いのか?
- 豚丼に合う野菜は?
- 豚丼のタレの活用やアレンジ方法
などなど、豚丼と豚丼のたれに関する事を、ぎゅぎゅっとまとめて語りたいと思います。
個人的に大好きな、ソラチの豚丼のたれの種類についてもレビューをまとめてみました。
美味しい豚丼ライフの参考になれば幸いです。
豚丼は店と家で何が違うの?
十勝民はお店で豚丼を食べない?
十勝で豚丼が生まれた背景には、ざっくり説明すると
- 豚が明治時代の十勝帯広でも育てやすかった
- 大正時代に養豚業が盛んになった
- 戦後の帯広で新しい料理として豚丼がうまれた
という流れがあります。
豚丼といえば、のぱんちょうや天ぷらで有名なはげ天、黒い見た目の豚丼が有名な鶴橋など、様々な豚丼屋さんがあります。
が、しかし。
私の周囲では豚丼をはるばる食べに行く、という人は少なかったです。
もちろん、個人差・家庭差はあると思います。
タレを使って家で作る事がほとんどでした。
私も正直なところ、
豚丼=手作りのタレor市販のタレを使ってフライパンで焼いて作るもの
という存在でした。
と言われなければ自分からお店豚丼食べに行かなかったと思います。
お店の豚丼は炭火の香り?
家ではフライパンで肉を焼いて、そこにタレを入れるのが基本的な作り方になります。
炭火の香ばしい香りが楽しめるのはお店で食べる豚丼ならでは。
ただ、お店によっては炭火で焼いていないところもあります。
サラマンダーのような調理器具で豚を焼いていたり、フライパンを使っているお店もあるので、お店によっても違いますね。
炭火は焦げくさいから嫌い!苦手!
という人もいるので、炭火焼きとフライパンのどっちが良いとは言い難いです。
豚丼のたれはどれが美味しい?
家で市販のタレを使って豚丼を作っている十勝民(の個人)目線でまとめてみました。
ソラチ・豚丼のタレ
大人から子供まで、家で豚丼作るとなったら絶対1度はお世話になった事があるはず。
とろっとした粘度のあるたれで、豚肉にもタマネギにも絡みやすいです。
ド定番の甘辛い豚丼のタレの味がします。
豚丼の他にも、卵かけご飯にかけてみたり、ヤキトリに付けてみたり、肉そぼろの味付けに使ったりします。
ちなみに、ビンではなくプラスチック容器に入ってる物もあります。
もっと言うと、業務用の大容量タイプも。
家族が多いと、ビン一本じゃ足りない&複数回作れないので、買って間違いないです。
いっぴんのたれ
豚丼屋さん、いっぴんのタレです。
いっぴんって、そもそもソラチが運営してる豚丼屋さんなんです。
こちらの方がちょっと甘さ控えめというか、しっかり味付けのしょっぱい系です。
大人向けの豚丼に特にオススメです。
とろろ豚丼にしたい時にもぴったりです。
豚丼屋さんとコラボしたたれ
いっぴんのように、店名が書いてある豚丼のタレも色々あります。
お店自身がタレを作って販売まで全部していたり、ソラチなどタレ屋さんがお店とコラボして販売していたり。
基本はタレ屋さんがそもそも出してたの豚丼のタレの味と大きな違いがありませんが、とろみが違っていたりします
みそ豚丼
豚丼のたれに、味噌の風味が追加されたタレです。
がっつり味噌!というより、ほんのり味噌というか味噌の香りがするというか・・・。
タレ自体は味噌寄りの色でどろっとしてます。
豚丼、と思って食べると頭が混乱します。
同じシリーズで塩豚丼のタレもありますが、
という気持ちになるので、私はあまりオススメしません。
どんなもんか、食べ比べ程度に楽しむのはアリだと思います。
豚丼のタレ以外のもので豚丼を作る
正直なところ、醤油と砂糖の味がする甘辛いタレであれば豚丼は作れます。
うなぎの代わりに豚を使ってうまれたのが豚丼なので、
うなぎのタレでもめちゃくちゃ美味しいです。
- うなぎのたれ
- 天丼のたれ
- すきやきのたれ
などなど、砂糖と醤油が主原料になった甘辛いタレで作れば大体豚丼の味になります。
豚丼のタレを手作りする
大家族だったり、豚丼のタレを使い切ってしまった時には、
- 醤油
- 砂糖
- みりん
を使って作る事もできます。
大体醤油と砂糖が大さじ1、みりん小さじ1くらいでそれらしい味に。
個人の好みによって分量は変わると思いますが、私は砂糖多めにして作る事が多いですね。
混ぜ合わせて、ちょっと煮立ててから使うと味がまとまって美味しいです。
しっかり煮詰めると、より本格的な豚丼のタレにもなります。
ただ、煮詰めてると焦げたりしてやっかいなので、売ってる豚丼のタレって楽で良いなあって気持ちになります。
豚丼の肉はどれが良い?
ロース
- THEスタンダード豚丼
- お店豚丼に多い
- 厚さ5㎜~1㎝くらいがよく使われてる
小中学校の給食でもロース肉が出てきた思い出があります。
家できちんとしたロース肉を使おうとしたらちょっと高めなので、特別な時の豚丼でしか家で食べた事無いです。
バラ
- THEがつんとしっかり豚丼
- お店豚丼ではロースと比べられる存在
- 一口大に切られててもかみ切れなかったりする
ロースより脂しっかりで、脂身の甘さがしっかり欲しい人向けかと思います。
お店によってはロースと抱き合わせになっている事も。
美味しいんですけど、私は25歳過ぎてからバラ豚丼が脂強く感じてしまって食べられなくなりました・・・。
オニオンスライスをどっさり乗せてもらえたら、喜んで食べます。
肩ロース
- THE肉の味がしっかり歯ごたえ豚丼
- お店豚丼で見かける事が少ない
ロースより味と歯ごたえがしっかりしてるイメージです。
ロースだとたまにぱさつきを感じる事があるので、私は肩ロースの方が好きです。
切り落とし(豚こま肉)
- THE家庭豚丼
我が家の豚丼はこれでした。
私もロースのちゃんとした肉で豚丼作った事無いです。
そもそもが食べやすい小ささになってる&すぐ火が通るので、子供のご飯にぴったりだったんでしょう。小さい頃、実家でよく出てきました。
部位もロースやももなど、その時々で安くなってる切り落とし肉が使われていたんだと思います。
豚丼に入れる野菜は何が美味しい?
豚肉と何かもう一種類だけ使う、という時にオススメは玉ねぎ・長いも・枝豆です。
2種類以上入れると、豚丼らしさが無くなってしまうので要注意です。
玉ねぎ
小さい頃から、家で作る豚丼といえば我が家は玉ねぎが入ってました。
- かさ増し?
- 豚肉だけじゃなく野菜も一緒に食べさせるため?
- 豚丼のたれの味が濃いから薄くするため?
などの理由があるのかな?と思いますが、シンプルに玉ねぎの甘さと食感で更に美味しくなります。
私は家で作る豚丼には玉ねぎが欠かせません。
ながいも
ながいもをすりおろした、とろろが豚丼にじつはよく合います。
しっかり味がついた豚の上にとろろが乗ってると、ねばねばで更に美味しいです。
特に十勝帯広川西産の長芋で作ると美味しいです。
枝豆
お店豚丼だと、彩りでグリーンピースが乗ってます。
家で食べる豚丼なら、枝豆乗せた方が私は美味しいと思ってます。
豚丼のタレの活用・アレンジ方法
豚丼のタレを買ったけど、豚丼ばっかりじゃ面白みがない!
豚丼以外で活用したい!
万が一、一人暮らしで大容量タイプを買ってしまった時に使える、オススメの料理はコチラです↓
- 卵かけご飯(醤油代わりにかける)
- 肉そぼろ(味付けに使う)
- 生姜焼き(おろしショウガをプラスするだけ)
- 親子丼(豚肉と玉ねぎを炒めて卵でとじても美味)
- 天丼(お子様向けのマイルド味)
- 焼きおにぎり(焼いてる時に塗る)
- ザンギの下味(にんにくショウガを入れると尚良し)
- ゆで玉子のつけダレ(簡単に甘辛醤油漬けに)
- 焼き鳥のたれ(ディップとして)
- 鶏の照り焼き(仕上げにたらして香ばしく)
- 白身魚の照り焼き(片栗粉で揚げた魚に絡めても美味)
肉巻きおにぎりを作って、豚丼のタレで絡めても美味しい&楽しいのでオススメです。
肉を豚丼のタレで味付けして、マヨネーズ塗ったパンにオニオンスライスと一緒に挟めても美味しいです。
最後に
豚丼のタレはソラチの豚丼のタレが好き!!という話でした。
ちなみに、ソラチは豚丼の日を制定してるって知ってますか?
2月10日です。
毎年、TwitterやインスタグラムなどのSNSでキャンペーンを開催してるので、気になる方はチェックしてみて下さいね。
豚丼と十勝の歴史や雑学について、簡単にまとめてみました↓
以上、豚丼よりもインデアンカレーの方が確実に外食回数は多い十勝民・おかめでした。