北海道の札幌や旭川など道央圏から、十勝や釧路などの道東圏を車で行き来する時に一番困るのが
ではないでしょうか。
特に占冠~トマム~十勝清水
は上下線&季節柄問わず、高確率で通行止めになりがちな印象です。
調べてみたら、国交省が出してる高速道路で通行止めになる区間ランキングでも30位以内にランクインする程の場所でした。
- 道東道ってなんで通行止めになりがちなの?
- 通行止めになったらどうしたら良い?
などについて、簡単にまとめてみました。
高速道路・通行止めランキング
国土交通省がホームページで日本全国の高速道路で通行止めになる区間ランキングを出してます。
過去の高速道路・直轄国道の渋滞損失時間のページで2014~16年を確認する事ができます。
特に道東道に焦点を当てて抜粋すると…
2014年
- 15位 十勝清水~トマム 上&下
- 16位 むかわ穂別~占冠 下
- 23位 夕張~むかわ穂別 下
工事による通行止めで占冠~むかわ穂別が8位にもなっていました。
2015年
28位までの間に道央道、道東道、札樽道の17区間がランクイン。
道央→3位の恵庭~輪厚をはじめ、千歳、北広島周辺で9区間
道東→5位の千歳恵庭JCT~恵庭をはじめ、むかわ穂別~占冠~トマムで6区間
が主となっていました。
2016年
- 5位 トマム~十勝清水上下
- 25位 夕張~むかわ穂別上下
- 1位 占冠~トマム上
- 4位 占冠~トマム下
をはじめ、30位までに道東道、道央道、札樽道でトータル26区間がランクイン。
これ以降のデータは出てませんでしたが、見聞きする高速道路の通行止め情報を考えると、相変わらずなのでは無いでしょうか。
道東道が事故で通行止めになりがちな理由
事故で通行止めになる理由を考える
- 一車線しかないから
- トンネルが多いから
- 居眠りしてしまうから
- 冬で視界が悪いから
- 冬で路面状況が悪いから
などの理由があると考えられます。
道路のつくり上、事故りやすいという特徴があるとも言われています。
道東道が通行止めしてるか調べる方法
高速道路で行く時は、Twitterなど道路情報が速く出てるところで
- 「道東道」
- 「道東道 事故」
- 「道東道 通行止め」
などのキーワードを入れて検索すると、情報が出てきやすいです。
道東道に乗る前、乗ってる間など気にしておくと、いきなり通行止めに出くわす前に下道に降りるなどの対処がしやすくなります。
Twitterよりリアルタイムな感じは薄いですが、確実さがあります。
- 日本道路交通情報センター(jartic)のサイト
- NEXCO東日本のドラぷらのサイト
などから通行止め以外にも渋滞や交通規制などの情報をチェックできます。
通行止めになった時にできる事
通行止めになった時に車で出来る事
- 高速道路上で待機
- 通行止め区間前で降りる
- 下道で峠を越える
大きく分けてこの3つの選択になるかと思います。
特に、通行止めになった区間内にいた場合、そのまま車内で待機するしかありません。
下道で峠を越える時の注意
札幌(道央圏)~十勝(道東圏)間の峠
- 日勝峠
- 狩勝峠
を利用する事になります。
夏でも霧でホワイトアウトしてたり。
冬には雪でホワイトアウトしてたり。
私は助手席で座ってるだけの事がほとんどですが、自分では絶対に日勝峠を越えられる自信がありません。
北海道民で運転慣れしてても、日勝峠はできるだけ避けたい!とよく聞きます。
天候次第では通行止めによくなります。
我が家では狩勝峠越えをする事がほとんどです。
ただ、その分皆来るから渋滞にもなりやすい印象です。
天候次第では狩勝峠も通行止めになります。
なんだったら、たまに事故でも通行止めになってます。
高速道路も峠も全部通行止めになったら?
札幌(道央圏)と帯広(十勝圏)を行き来する必要があるのに、
- 道東道が事故で通行止め
- 峠も雪など天候理由で通行止め
になった時、一体どうなるのかと言えば。
10時間以上の遠回りをする
2018年3月上旬。
大雪の影響で道東道&峠が通行止めになりました。
高速道路&峠を使わずに、札幌や旭川などから十勝や釧路を目指す場合、
ぐるっと北or南の遠回りをして普通の道で行く事になります。
その際、トータルで10時間以上かかる事も。
たまたま札幌に行っていたので、困りました。
と決めて、翌日の朝早くに通行止め情報をチェックしました。
翌朝確認した時には道東道で通行止めはしていなかったものの・・・
という事で通常より時間はかかったし、渋滞に少し巻き込まれたものの、6時間程度で帰れました。
ちなみに、私達が出発した30分後には道東道は早朝から事故で通行止めになっていたので、避けて良かったと思いました。
飛行機で飛ぶ
どうしても札幌と十勝を行き来しなければならない理由があった人は、
陸路がダメなら空を飛べば良いじゃない!
という事で、飛行機を利用する人もいたそうです。
また、全道的に大雪の時でも、道東側は割とマシな天候であったりするので、帯広や釧路、女満別空港が使える状態だったり。
なので、旭川空港~東京羽田空港~道東の空港を利用して
一回本州に渡って違う角度から北海道に帰ってくる、という荒技もあります。
通行止めや渋滞に巻き込まれた時の為に
特に冬の場合、万が一を考えての備えがオススメです。
- ホッカイロや毛布など体を暖められるもの
- スマホの充電をできるもの
- 情報を聞けるラジオ
- 飲み物や食べ物
- 簡易トイレ
などがあると気持ちが楽になるのでオススメです。
ストックしやすいカロリーメイトなどを隙間に忍ばせてます。
また、我が家ではソーラー&手回しで充電できてラジオ以外にも用途があるmont-bellのラジオを準備しています↓
寒さ対策にエマージェンシーシートなど嵩張らずに車内に載せておけるものを用意しておくのもオススメですよ。
最後に
特に大雪や晴れていても強風の時などは事故が起きたり、峠が通行止めになりがちです。
慣れない北海道での旅行で札幌~十勝や釧路、オホーツクなどの道東を高速道路を使って行き来する計画を考えてる方の参考になれば幸いです。
以上、札幌と十勝を行き来する事が多い十勝民・おかめでした。