空知集治監について知りたい!
アンモナイトや恐竜など古代ロマンに触れたい!
という気持ちで三笠市立博物館に行ってきました。
冬期に行ってきましたが、存分に楽しむには三笠鉄道村も開館している夏がオススメかもしれません。
三笠市立博物館に行った感想や、注意したい点などをまとめてみました。
- アンモナイトにロマンを感じる!
- 空知集治監について知りたい!
- 幌内炭鉱が気になる!
という方の参考になれば幸いです。
開館状況など三笠市立博物館の公式サイトを要チェックしてから行く事をオススメします。
三笠市立博物館の見どころポイント
アンモナイト天国
- アンモナイトの大きな化石がたくさん
- アンモナイトについての解説が分かりやすい
- アンモナイト以外の貝や甲殻類の化石もある
- 自撮り棒を使わなければ撮影も可能
大人がひと抱えもするような、大きなアンモナイトの化石がたくさん展示されている他、小型や不思議な形のアンモナイトもどっさり展示されています。
館内は自撮り棒を使わない撮影であれば可能との事で、大きなアンモナイトなどと一緒に記念撮影も楽しむ事ができました。
また、三笠市立博物館はアンモナイトに対する調査研究に力をいれている場所で、行った時には新しい発見や論文についての紹介がある展示室も。
「優雅な見た目だからエレガンス」という感じの名前の付け方や
「ゆるふわパーマみたいだから」という理由でつけた
などが紹介されていて、論文内容は私には難しくて分かりませんでしたが面白かったです。
映像ビデオが楽しい
- アンモナイトはきっとこんな生き物だった
- 恐竜の進化の流れ
この2つのビデオを見る事ができるようになっています。
進化の過程や、恐竜は今でも鳥類として生きている、という事を人気の恐竜と共に、とても分かりやすく紹介されていました。
お子さん連れは、何回もビデオを繰り返し見ていました。
わかりやすく、とても面白かったので、大人から子供まで楽める内容だと思います。
炭鉱展示のリアル感
- 働いていた人の写真パネル
- 実際に使われていた道具の展示
- 住んでいた家屋の再現
- 炭鉱で働いていた人々の事情解説
などがあり、炭鉱で働くという事がいかに大変だったのかが、心にひりひりします。
炭鉱の博物館といえば夕張の炭鉱博物館にも行った事を思い出しました。
そちらでは炭鉱内での作業についてマネキンなどを交え、動きがある感じで紹介されていました。
炭鉱内での作業について詳しく知りたい!という時には夕張がオススメかもですね。
空知集治監についての展示
- 屋外に建てられていた石碑がある
- 集治監で作られたレンガ展示がある
- 歴代典獄の名前が分かる
- 脱走率や食事内容など数字での解説が分かりやすい
ざっくり言うと、空知集治監は北海度で2番目、月形(樺戸)の次に市来知(いちきしり)に作られました。
思想犯などが多く収容されていたと言われています。
囚人の酷使で問題にもなったとされ、特に月形や釧路で典獄を務め、クリスチャンでもある大井上輝前などは猛反発をしたと言われています。
その空知集治監についての説明は、かなり字を読む形になっていました。
用語や人名についての紹介も多少はありますが、網走監獄博物館や月形樺戸博物館などで予備知識がある状態だと、より深く楽しめる印象です。
ちなみに、家族連れの方はマネキン(看守を模したもの)の顔が怖い、お子さんが何て書いてあるのか分からないと言ってすぐ居なくなってしまってました。
そのため、もしお子さん連れで行く場合は、アンモナイトなどを見せる側と集治監について見る側とに分かれて動くと良いのかも知れません。
>>【北海道開拓の歴史】監獄(集治監)・タコ部屋があった理由と歴史まとめ・どこにあったの?何をしたの?
屋外には集治監で使われていた煉瓦煙突も残っているとの事でしたが、行ったのが冬だったので、雪の多さに行くのを断念しました。
冬以外の時期に行けたら一番良いのかも知れないです。
三笠市立博物館について
場所
営業時間
営業時間 9時~17時(最終入館16時半)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始
冬期間(12月~3月)は祝日もお休みとなるようです。
JAF会員だと割引してもらえる
JAFの会員証を窓口で提示すると、入館料が割引されます。
大人の場合、100円割引してもらえました。
三笠鉄道村にも行きたいなら冬は避けて
鉄道の歴史や本物の蒸気機関車を見て楽しめる、三笠鉄道村は冬期(10月中旬~4月中旬)休館となっています。
そのため、アンモナイトと鉄道を楽しみたい!という時には冬に行くとショックを受けるのでご注意を。
最後に
三笠市立博物館について、注目ポイントや行った感想についてまとめてみました。
夏に行くと屋外でも楽しめるので、家族でお出かけの際にオススメなのではないでしょうか。
以上、地元で化石といえばアショロアやナウマンゾウな十勝民・おかめでした。