流星群が見られる、と聞くと郊外へ行って空を眺めたくなるタイプ・おかめです。
夏のペルセウス座流星群も、真冬に見られるふたご座流星群もどっちも見に行きます。
今年は十勝・陸別にある銀河の森天文台にて、ふたご座流星群を畳に寝転んで見てきました。
流星群ってロマンがあるよね。
でも見上げてると首が痛いのが辛いの
天文台で流星群を見がてら望遠鏡も楽しみたい
むしろ天文台大好き!
という人の流星群観察ライフが楽しくなる、銀河の森天文台でふたご座流星群を見てきた感想&見に行く時の注意をまとめてみました。
月の写真を撮ったり、天文台カードを貰ったりと、めちゃくちゃ楽しかったです。
天文台で流星群を見た感想
陸別の天文台は、街の夜景も良く見える高い場所にあります。
そのため、天文台に向かっていくと、星空もぐんぐん近くなってきます。街灯のあまりない郊外よりも、肉眼だけでずっとたくさんの星が見られる素敵な場所です。
公式サイト→銀河の森天文台
そんな銀河の森天文台でふたご座流星群観望会が、2019年12月14日・15日に行われていました。
今日(12/14)はCoffee Night!
天気は微妙ですが、コーヒーを飲みながら、流れ星を待ちましょう! pic.twitter.com/eobrIGqL0H— 銀河の森天文台 (@ginganomori_obs) December 14, 2019
天文台の屋上に畳が敷かれていて、その上に寝転んで星空を眺めることができるようになっていました。
寝転べるから首が痛くない。
屋外だから視界がとても広い。
畳は10畳分くらいはあった気がします。靴を脱がないで、足は畳の外に出して、背中を預けて見てきました。
視界に広がる満天の星空。15日は雲一つない好天で、視界を遮るのは月あかり程度。そして、無風。
いくつかの小さい流れ星と、尾を引く流れ星も一つ見る事が出来ました。
ちなみに、畳だけではなく、アウトドア用のチェアもありました。
そして、防寒着の無料貸し出しもあったので、思っていたより寒い!という人でも安心できる環境となっていました。
冬に陸別で流星群を見る時の注意
『とても寒い』なんて言葉じゃ表現できないくらい、北海道・十勝の陸別は寒さが痛いです。
ついに-30度になりました!
道の駅前は、朝からたくさんの人が来ています! pic.twitter.com/WaZ23PbAhG— 北海道_陸別町 (@rikubetsu) February 8, 2019
氷点下30度を喜ぶ街・陸別。寒さに誇りを持つ街・陸別。
真冬にその寒さを楽しむしばれフェスティバルを開催する、ロックな街です。
陸別の現在の気温-7.2℃。今朝の最低気温は-23℃でした。
気温も明日から始まる「しばれフェスティバル」を前に準備万端です。
2月2日・3日は盛りだくさんのイベントで皆様のご来場をお待ちしております!! pic.twitter.com/htLZUkwIbj— 北海道_陸別町 (@rikubetsu) February 1, 2019
ちなみに私がふたご座流星群を見に行った時、20時頃で-17℃、帰りがけの21時半頃には-19℃になっていました。
なので、当然ながらふたご座流星群を見る時、めっちゃくちゃ寒いです。
北海道民らしく言うと、わやしばれる(とても凍りそうに寒い)。
そのため、観望会の時の私たちはこんな感じになっていました。
私は冬山装備なんて持ってません。
なので、ユニクロで買った冬用の風を通さないタイプのジャンパー、フリース、ウルトラライトダウンを上着として三枚重ねて着ていました。
背中から腰、お腹周りは貼るカイロでがっつり防御しています。おかげで背中が寒くなりすぎずに良かったです。
ちなみに、足にはスノーシューズを履いています。ソレルのカリブー最高です。
今回は風が無かったので良かったですが、風がある場合だと、顔も全面覆わないとシンドイですね。あれは。
館内には夏のペルセウス座流星群の観望会の写真も飾られていました。たくさんの人が星空を眺めている写真で、夏の方が着こまないで良い分、快適なんだろうなあ、とは思いました。
それでも、私は冬が好きです。来年も同じようにふたご座流星群の観望会が開かれるのなら、喜んで行きます。
陸別・銀河の森天文台で楽しんできた事
望遠鏡が見放題だった
入館料500円・年パスを買うと1,000円な陸別・銀河の森天文台。
巨大な望遠鏡・りくりや、大型双眼鏡で星空を見せてもらう事もできます。
特に、その日は月も綺麗だったので双眼鏡で月を見て楽しんできました。
館内にスマホで月の撮影ができる。という張り紙があったので撮影にチャレンジ。
スタッフの方の協力もあり、綺麗に双眼鏡を通して見える月をスマホで撮る事ができました。
クレーターまでよく見える写真が撮れて、大満足です。
天文カードが貰えた
全然知らなかったのですが、天文台カードを貰う事ができました。
名刺サイズくらいで、素敵な銀河の森天文台の写真が表面に、ウラ面には望遠鏡のプロフィールが載っています。
スタンプラリーをしたり、カード集め好きなので喜んで頂いてきました。
天文台カード公式Webページを公開しました。| なよろ市立天文台 きたすばる https://t.co/bqcWrVlCsN pic.twitter.com/F3TWna8VVn
— matiere* (@matiere) July 21, 2018
北海道内では陸別町の他、名寄市・美瑛町・札幌市・釧路市で一部条件有で配布されています。
他の街の天文台にも是非行って見たくなってしまいました。
最後に
陸別銀河の森天文台でふたご座流星群を見てきた感想でした。
ただ一つ難点を挙げるとすると、天文台だから閉館時間(21時半まで)がある。という事でしょうか。
流星群のピークになる事が多い深夜帯まで居る事はできません。
もし深夜帯まで見たい場合は場所を移動する必要があるので、そこだけ注意が必要ですね。