北海道の博物館や史跡を見て歴史ロマンを感じるのが好き!な十勝民・おかめ(@okame_0515)です。
2020年の7月、コロナ対策に気を配りながら、根室へ歴史旅に行ってきました。
- 念願の松本十郎カードを入手
- 和田屯田兵村被服庫を見てきた
- 根室市歴史と自然の資料館で歴史に触れる
- どりあんでエスカロップを食べた
- 納沙布岬の“特殊”な感じが凄かった
- 函館じゃないのにヤキトリ弁当があった
- 尾岱沼のキャンプ場が素敵だった
などという個人の根室旅記録一日目です。
※これからの勉強メモを兼ねているので、詳細について調べていないまま書き連ねています。
和田屯田兵村被服庫
おそらく1885年頃に建てられた、屯田兵の被服庫だそうな。
開拓期のアメリカ西部で使われていた、バルーンフレーム形式という建て方で作られている、という説明が書いてあります。
根室市歴史と自然の資料館に連絡することで見学可能なようでしたが、今回はやめておきました。
根室市歴史と自然の資料館
朝早い時間に行ったためか、私たち以外に見て回っている人は居ませんでした。
- 根室の歴史が土器などを添えて解説されている
- 根室に関する動物の剥製展示がとても豊富
- ゴールデンカムイ樺太編で出てきてた、ロシアと日本の境界線にあった石がある
- 根室の歴史に関する無料配布パンフレットが豊富
動物の剥製がたくさんあって、かぎりなく近い!&ラッコって意外と大きい!という事などを知る事ができました。
そこまで広い、という場所ではなかったので、30分~1時間もあれば十分漫喫できるのではないでしょうか。
ラスクマンの来航やクナシリ・メナシ蜂起など、勉強できてない事がたくさんあるなあ、としみじみ思いました。
松本十郎の先人カードを貰う
- 明治開拓期の北海道にいた政府の役人。
- 根室に赴任した後、自分のお金で病院を建てたり、納沙布岬に灯竿をつくったりした。
- アイヌ民族の扱いに関する事で上司の黒田清隆と対立して開拓使を辞職した。
- 出身地の山形県鶴岡に戻り、1人の農民として生きる。
開拓期の十勝にも来ていたり、松浦武四郎の『日誌』にはウソも書いてある!と主張をしたアツい漢だったそう。
アイヌ民族の衣服、アツシをよく着ていたので、アツシ判官と呼ばれて慕われていたという話もあります。
まだ掘り下げて調べてないので、カードを貰ってからの楽しみにしていました。
帰ってから、縁の土地や場所についてもっと調べておけば良かった、という強い後悔に襲われています。
お昼はどりあんでエスカロップ
根室と言えば!なエスカロップ。
たろう氏が『本場のエスカロップを食べたい』と熱望していたので行ってきました。
納沙布岬
という事で行って来ました北海道最東端・納沙布岬。
松本十郎のカードを欲しがっていたくせに勉強不足だった私は、ここで松本十郎が灯台の前身となった灯竿を設置していた、という事を知ります。
北海道最東端の岬からは、左手にオホーツク海・右手に太平洋を眺められました。
岬には海鳥や海獣などを見物できる場所もあり、時期や時間が合えば素敵な光景が見られそうです。
北方四島の返還を求める声
納沙布岬からは北方四島が見える、という事で『北方領土返還!』『北方領土を返せ!』の言葉がたくさんでした。
晴れていたら肉眼で確認できる島もあり、どれがなんという名前の島か、分かりやすくなっています。
また、クナシリ・メナシ蜂起に関係する場所でもあったのだと感じさせる碑もありました。
和人とアイヌ民族との間に起こった戦いについても勉強しないとな、と改めて思います。
金刀比羅神社
金刀比羅神社について
- 1806年に高田屋嘉兵衛が建てたのが始まりの神社。
- 明治時代に公認神社となり、根室を代表する神社へ。
- 創祀180年を記念して昭和61年に高田屋嘉兵衛の銅像が建つ。
- 太平洋戦争後以降、北方四島の神社に祀られていた御神体が預けられている。
行った時は、風鈴が参道に飾られていて素敵でした。
幕末の灯篭があったり、歴史の深さを感じさせるものが多かったです。
高田屋嘉兵衛の銅像
- 徳島県淡路島出身の幕末時代にいた商人。
- 函館にお店を持っていたり、近藤重蔵たちが北方四島を調査しに行くときに船を出した。
- ゴローニン事件の時に活躍した交渉人でもある。
司馬遼太郎の『菜の花の沖』という小説が高田屋嘉兵衛を題材にしている、という事で古本屋さんで買ってみました。
まだ読みきっていませんが、幕末期の北海道の勉強にもなりそうだとワクワクしています。
根室にヤキトリ弁当?
車での移動中、函館のハセガワストアに激似な『タイエー』というお店の看板が目に留まりました。
中に入ってみると、
- セーコーマートな店内
- お店の中心でヤキトリを作っている場所がある
- お弁当やパンの種類が豊富
などというのもほとんど一緒でした。
そして、ヤキトリ弁当も。
函館のヤキトリ弁当とうり二つの姿をしています。
実は、函館のコンビニ「ハセガワストア」からのれんわけして、昭和6年に生まれたお店なんだとか。
オランダせんべいやお弁当コーナーでは、エスカロップも販売されていました。
尾岱沼キャンプ場
折角だから焼肉しながらキャンプを楽しもう、という事で、別海町のキャンプ場を利用してきました。
羅臼の海岸で、キャンプ場じゃないところでのキャンプしか知らない私(数回)。
- 自分達以外に人間がいる
- キャンプ場内に水洗トイレがある
- 夜になると電灯がつく
- 焼き台を自分で持参しなくてもある
- 水をポリタンクで持参しなくても良い
という事に感動しました。
山男がキャンプしよう!って言い出したら身構えるじゃないですか。どんな野宿になるのかなって。
自分の中の最低ラインを覚悟していましたが、別次元だったようです。
調子に乗ってマシュマロも焼いてみたり、とても楽しく美味しい一夜を過ごせました。
あと分かった事は、私はテントの中で寝袋に入ると速攻寝るタイプの人間だ、という事です。
一日目まとめ
根室地方は十勝とは全く違う歴史が詰まっていて、とても楽しかったです。
何より、十勝にいると視界に入ってくる『日高山脈』や『大雪山系』などの山々が見えますが、根室市の方に行くとほぼ視界は海ばっかり!というのにカルチャーショックを受けました。
海が見える場所に牛もいる、あまりなじみのない風景にもびっくりです。。
あと、ホーマックニコットが実はスゴイ存在だという事を知りました。
中札内にもあるけど、一回も入った事ないんですよね、だから知らなかったんです。
- 野菜やお肉などの生鮮食材もある
- サンドイッチやお弁当も売ってる
- 衣服や靴も売ってる
- 基本的なホーマック要素も有り
焼肉のお肉などをセイコーマートで買った後、炭を買いに寄ったホーマックニコットで、こんなものまで売ってるの!?と衝撃を受けました。
今度、中札内にあるホーマックニコットに行ってみたいと思います。