北海道の明治時代を舞台にした漫画・ゴールデンカムイの樺太編で、尾形が負傷するシーンがありました。
その尾形を癒したウイルタ族の「サマ」という存在が出てきていました。
実はこのサマ、網走監獄博物館のすぐ近くにある北方民族博物館で衣装や道具などを見る事が出来るんです。
- ゴールデンカムイ尾形推し
- 樺太編をもっと楽しみたい!
- 異文化に触れるの大好き!
という私が実際行ってみてきた北方民族博物館の「サマ」などについてまとめてみました。
施設の基本情報などはコチラ↓をどうぞ!
尾形を癒やした「サマ」
その中でサマという祈祷師のような呪術師のような存在がでてきました。
このサマに関する道具などを、北方民族博物館では見る事ができるようになっていました。
サマが使っていた道具などの展示
祈祷している映像資料も見られる
じっくりと、神秘的な空間に酔いしれる事ができます。
バチと太鼓のようなものを持って祈祷している映像となっていました。
北海道に残る「サマ」の存在
ちなみに、このサマ、シャーマンとも言われています。
実は小樽の手宮洞窟や、近隣にある余市のフゴッペ洞窟にはシャーマンを模したとされている壁画もあるのです。
岩壁に残されるという事は、それだけシャーマンの存在が偉大だったという事なのでしょう。
壁画に残されているシャーマンの姿は1,000~2,000年前の物だと考えられています。
北方民族博物館で知る事のできる姿と本来の姿とは、また異なる物かもしれません。
ただ、洞窟の壁画を知っている状態で博物館のサマのコーナーに行くと、これ壁画に書いてあった人達!?とめちゃくちゃ興奮できるのでオススメです。(実体験)
尚、手宮洞窟もフゴッペ洞窟も、ゴールデンカムイの聖地巡礼に小樽に行くなら、ついでに寄る事も出来る距離にあります。
アザラシについても勉強できる
樺太編でちょいちょい出てくるアザラシについての展示も豊富でした。
アザラシの皮で作った衣服や、アザラシの脂で火を灯している様子などを見る事ができます。
また、映像資料でアザラシ漁を見る事も。氷の上でアザラシを捕る様子は、とても見応えがありました。
また、アザラシ以外にもゴールデンカムイの中で見られる道具などもたくさん展示されています。
アイヌ民族のムックリやトンコリの実物があったり、音色を聴く事もできるようになっていました。
展示の全てをじっくり見て回ると、1~2時間は時間がかかってしまいます。
ゴールデンカムイの聖地巡礼がてら北方民族博物館に行く時には、時間にゆとりを持っていくと思う存分楽しめるかと思います。
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