夏の時期になると家族と釣りに出かけるタイプのアラサー女・おかめです。
一夜干しが美味しい、一夜干しで食べるのが通常、と今までずっと思ってきました。
しかし。
天ぷらにしてみても美味しいんじゃないか?
と思っていたので、今回、釣って来たこまいで実践してみました。
- こまいってどうやって食べるの?
- 一夜干しって面倒くさそう
- ご飯のおかずにこまいを食べたい
- っていうか、どうやって釣ってるの?
- あんまり釣りに慣れてないけど気になる
という方に向けて、簡単にまとめると、
コマイは頭とって内臓洗って開いて天ぷらにしても美味しい
十勝の漁港で6月頃にイソメ付けて投げ釣りしたら釣れる
という事を伝えたい、自分で釣ったコマイの食レポです。
こまいの下処理はハサミで出来る
コマイは身が柔らかいので、キッチンバサミで頭もひれも簡単に切り落とす事ができます。
※処理の写真を数枚掲載しています。苦手な人はさっとスクロールして下さい
- 頭からハサミを入れる
- 喉元を残して切る
- 頭をひっぱると、内臓がずるっと抜ける
- 腹から尾までをハサミで切り開いて、中をよく洗う
そうすると、簡単に開きになります。
この写真だと頭切り落としてしまってますが、うまくやると頭と内臓がくっついて、ずるっと取れます。
開きにしたこまいの背骨の側面にあてるように、
ハサミを身と骨の間に入れて切っていく
と骨も切り離せる
三枚おろしなんて無理!やってみたけど、骨に身がついちゃったじゃん!
と一匹目で心が折れた人は、
- 頭を取って内臓を取り除き、中を洗った後にぶつ切りにする
- 天ぷら、煮物などにして食べる
というのが一番楽なのでオススメですよ。
骨は食べる時に取り除くと、簡単に取れます。
背骨さえ取れれば、小骨は気になりません。っていうか無いんじゃないでしょうか。
釣ってはきたものの、処理をするのが面倒で食べ損ねた、なんて事がないように楽しましょう。
こまいの一夜干し
私が投稿しているクックパッドへのリンクを貼っておきますね。
かなり簡単に作れるレシピかと思うので、
- こまいをたくさん釣れた時
- 家にこまいを干せるスペースがある
- 冷凍保存してこまいをのんびり楽しみたい
という時にぴったりです。
ちなみに、こちらもハサミでじょきじょき切って下処理&開きにしてます。
ハサミは使ったボウルと一緒に漂白剤に漬けてしまえば、魚な匂いも消せるのでかなり楽です。
一夜干しするのに家の中や外で干すのが難しい、という時はピチットシートがオススメです。
こまいの天ぷらを食べてみた
- 白身魚特有のホロっと崩れる感じ
- ふっくらした食感
- クセもなく、優しい味わい
- 背骨をとっただけだけど、小骨なども気にならない
- 塩を振るだけで十分ご飯のおかずになる
こまい釣りがますます楽しみになってしまいました。
下処理をしたこまいの水分をキッチンペーパーなどで拭き取り、市販の天ぷら粉を使って天ぷらにしてます。
天ぷら粉にくぐらせたこまいに、パン粉をまぶしてフライにする
とよりご飯のおかずに相応しくなるかと思いました。
こまいってどんな魚?
こまいってこんな魚
- タラ科の魚
- コマイとは、アイヌ語で「小さな音の出る魚」の意味。
- 氷下魚とは、冬に海などで氷が張ったところを割り釣る魚だったので、氷の下にいる魚と書かれるようになった。
- ちいさいものはコマイ(~25cmくらい)
- 大きいものはオオマイ(25cm以上)
- 北海道ではカンカイともいう
氷下魚は寒さに強い魚で、冷たい海の中でも生きていける特殊な血液と体を持っているそうな。
実際のところどうやって、その名に相応しい釣り方をするのか、私はイマイチ分かっていません。
私は主に初夏の十勝漁港でコマイ釣ってます。
十勝の漁港でも釣れる
釣り好きのたろう氏がそろそろだなあ、とソワソワしだした時に行きます。
イソメっていう餌を付けて釣るんですけど、ムカデみたいなミミズな姿をしています。
でも、美味しい魚が釣れると分かると、できるようになっていくもんなんですね(実体験)
こまいは夜行性なので、深夜~ド早朝にかけて釣りやすいです。
回遊するので、丁度回ってきた場所にあたると素敵な事になります。
最後に
こまいは天ぷらにしても美味しい、という話をまとめてみました。
また、一夜干しにすると冷凍保存もしやすくなるので、大量に釣れた時にオススメです。
ちなみに、コマイ狙いで行ったのに、変な魚も釣ってきました。